短*君しか愛せない



夏亜があたしの携帯を取ってメールを打ち出していた。



「だめっ!!!!」



って夏亜に言っても身長170㌢の夏亜に届くはずがない。



いくら背伸びをしても、夏亜はあたしの届かない所でメールを打っている。



「送信っ!!!出来たっ!!!ぐちぐち言わないの!!!今週の日曜日!!どうせ暇でしょ???駅前に10時ね☆」


はいはい…


どうせ暇ですよ…


行けばいいんでしょ行けば!!!


なんかやけくそ化して来たあたしはデートの約束を咲妬としてしまったのであった…



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