短*君しか愛せない
おっと!!!
こんな所で見ている場合ではないよ!!!
10時まで!!あと5分だ…
30分前に家を出た意味がないよ!!
あたしは夏亜達に気付かれずに通り抜けた。
―――――……
――――……
10時ちょっきりに駅に着いたが…咲妬はいなかった。
まぁ咲妬も社会人だし…あたし達みたいに暇じゃないからね…
そう思ってあたしは別に気にせず携帯をいじっていると…
「咲妬!!!!!」
あたしではないが、そんな声が聞こえた。