短*君しか愛せない



じゃぁ…あの通り抜けた人は???



莉沙!!!!????



なんで泣いてるの!!!????



でも…今はデート中。



さすがに抜け出す事は出来ないし、莉沙と同じ香水を使っている人なんて何人もいる。



そう思い、私はデートを続けたんだ…



そして駅に着いた。



「切符買って来るな」


「ありがとう」



拓哉は切符を買いに行った。



私はたまたま視線が改札口付近にいった。



すると…私の視線の先には、咲妬さんと…そして同世代の女の人が仲良く喋っていたんだ……



これで分かった……



あの泣きながら通り抜けた女の子は莉沙だって事を…



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