短*君しか愛せない
眠いから、目を擦りながら頭を下げて…
キッチンへ向かった。
キッチンの冷蔵庫を開けてサイダーを飲む。
このサイダーは嫌いだった。
けど…いっつも咲妬はサイダーが好きでサイダーを飲んでいたからあたしも好きになったんだ。
このサイダーも…もう捨てなきゃ…
あたしの中って咲妬で回っているんだな……
咲妬ばっかりだ…
また溢れてきだした涙を拭き、リビングを通りすぎようとした…
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