短*君しか愛せない



その時…聞こえてきた言葉…



「莉沙…」


透き通って少し低い声…それは間違いなく…咲妬の声だった……



あたしはその瞬間…走り出した…


もう会いたくなくて…会って現実を言われるのが怖くて…



ミュールを履いて家を飛び出した。



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