馬鹿寮長と天才不良
毎回毎回私は成績がでるたびに、先生に呼び出される。
「今日は真剣に聞け。おまえこのままじゃ卒業出来ない」
はっ?
「まじっすか?」
「マジっす」
う〜ん。
これはやばいかも・・・
「で、そこで相談があるのっ!」
「えっ」
先生の隣に中学生くらいの女の子がニコニコしながら私を見ていた。
「こんにちは、藍華さん。私は理事長の杉原依璃亜(すぎはら・いりあ)」
「えっ!?はっ、理事長!?」
こんな子供がっ!?
ありえないでしょう!
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