馬鹿寮長と天才不良

意外!!・・・て思いながらもハマッていたりする




那智君はひょっとしてって思ったけど、まさか莉津君もとは・・・。





「かっちゃんもケンカ好きだよ」





「かっちゃん?」






誰それ?




「本間楓。朝会ったっしょ?」





朝、朝、朝・・・。



「あ!あの背がちっさいかわいい男の子!」





ぱっちり二重で色素の薄い茶髪の美少年!



私と背が同じぐらいだったよね〜。


ちなみに私、158というちっさな身長。



これ何気にコンプレックスだから。





私がそういうと莉津君はハハハッと笑った。




「そう、それがかっちゃん。
でもそれかっちゃんコンプレックスだから、いうと殴られるよ?」





「マジで?」






私と同じコンプレックスだよ。

こんなところに仲間が。




ってゆーか楓君意外に怖い?





「・・・かわいいのに」





「あ、かわいいとか女の子っぽいとかも言ったら地獄行きだから」






・・・そんな笑顔で言わないでよ。





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