馬鹿寮長と天才不良
嫌いな奴程ライバルの位置にいる気がする・・・
ガラララッ−
あ、やっぱり誰もいないや。
教室のドアをあけるとそこにはだあれもいなかった。
机には制服やかばん等がおいてあり、外からは笑い声や叫び声が聞こえている。
「皆もうグラウンドかぁ」
黒板には係りの名前や競技名や選手名が書かれている。
私は何の競技になったのかな?
自分の席に荷物を置いて黒板に近づいてみてみると、去年も出たようなものばかりだった。
吏夢のおかげかな。
まあ皆もこれがベストだと思ったんだろう。
借り物競争、玉入れ競争、後は全員参加のものが数種類か・・・。
「よし!やるからには勝つ気で頑張るぞっ」
体操服に着替えた私は髪をポニーテールにして気合いを入れた。
そしてグラウンドに向かった。
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