馬鹿寮長と天才不良



「はい、それじゃーどのくらい進んだかちょっと教えてくれるか」





プリントとペンを持った鳴海先生が班のリーダーを集めた。



私達は萌ちゃんがリーダー。




これはじゃんけんで決まった。





「・・・短い時間の間によくすすんだな。萌達の班以外」





あ、皆そんなに進んだの?



「とゆーかあの短い時間で進む方が有り得ないよ」




私は手を挙げて言い分をを言った。




「他の班は出来たから有り得ない事はないだろ。
とゆーか藍華、おまえいつの間に来た?」





「・・・ついさっき?」





「疑問系かよ」






はあ、と先生はため息。


失礼だなぁ。





「もう昼飯だから、食ってから続きをするように」




やった!お昼だ!



先生はそういうとテントの下にいる先生達のところへと行ってしまった。




皆も立ち上がり日影においていたお弁当を取りに行っている。





「藍華ちゃん、皆もう行ったから私達も行こう?」




萌ちゃんがお弁当片手に日影にいる吏夢達を指差した。



あ、私お弁当教室だ・・・。




「ごめん萌ちゃん、私お弁当教室だから取ってくる!」




私は萌ちゃんに言いながら走りだした。



うしらから萌ちゃんのわかったー!という声が聞こえた。





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