馬鹿寮長と天才不良
でもまたすぐにもとの顔に戻った。
きのせいだったかな?
「・・・もういいわ。
そうそう、今年はわたくし達が優勝しますので。
では、ごきげんよう」
そう桃はいうとAクラスのみんなを引き連れて去っていった。
けっ、今年も私達Bクラスが優勝ですよっ!
「藍華が怒るなんて、珍しいな」
音覇がボソッとそう呟いた。
「まあ、自分のことより相手のことで怒るのは藍華らしいな」
誠真がニッと笑いながら私を見た。
「絶対吏夢の敵をうつぞ!」
「打倒Aクラスだね、藍華ちゃん!」
萌ちゃんがワクワクした感じで言った。
そういえば萌ちゃんって勝負事大好きだったな。
・