馬鹿寮長と天才不良



那智君は私を担いだままスタスタと歩き出した。




歩くたびに振動が伝わってくる。






「那智く・・・イデッ!?」




し、舌噛んだ・・・





「藍華さぁ、下着が透けてる」





「へっ?」






透けてる・・・てぇ!




「なんで早く言わないの!?///」





さっき那智君じっと私をみてたし!



だ、ダイエットしてればよかった。




いや、そういうことじゃなくて!







「んー、まあいいじゃん。
減るもんじゃないし」





悪びれた様子もなくケロッとした顔で言った。






< 64 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop