馬鹿寮長と天才不良



やった、とでもいうように顔を輝かせた相手に、申し訳なさそうに私はいう。




「や、今日はちょっと見てないです・・・」




「そうか・・・じゃ、悪かったな驚かせて」





そう言うと相手は廊下をかけて行った。


あ、結局誰だったか名前聞けなかった。




「それより・・・」





鳴海先生が待ってる!!


速く行かなきゃどつかれる!!





「・・・あと、さっきの事言わなきゃ・・・」




私は職員室へと走り出した。



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