MH
epilogue
最後の敵を倒し、私はゆっくりと振り向いた。

…視線の先には、静かに佇むもう一人の異形の戦士。

彼もまた、群がる改造人間達を蹴散らしていた。

私達の周囲には、無数の屍。

どれも元が人間とは思えないほどの醜悪な姿。

機関の改造人間プラント。

人里離れた山奥で、機関は密かに人体実験を続けている。

それらを破壊し、阻止するのが私達の目的。

死ぬ事を思い留まり、MHとして生き続ける事を選んだ私の生き甲斐だった。

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