アネキ~Secret Love?~
「なにそれ」
ふわっと笑って俺にキスをして離れようとした。
もちろんそれだけじゃ足りない俺は頭に手をやって深くキスをする。
音を立てて、
唇を離す
『ごちそうさま』
「朝ご飯いらないんだね?」
『………いる』
目を合わせて笑い合うこの幸せをどう表現したらいい?
でも、
「ねぇ…准?」
今までに聞いたことないような暗い悲しそうな
「あたしたち…」
不安気な声に胸が締め付けられる。
「悪いことなんかしてないよね?」