アネキ~Secret Love?~

好奇の眼



 * * *

『めんどくせー…』

机に張り付く俺を遊が声を上げて笑う


「ジャンケンなんだから仕方ねーよ。負けるお前が悪い」

『まず何で俺の名前があがんだよ…』



何の話をしているかとゆうと、
「さぁ、顔じゃね? お前…冷めてんのに人気あるからな。ご愁傷様!! うちの学校の文化祭は気合い入ってるし俺ら3年は最後だから泡ふくぐらい実行委員は忙しいらしいぜ?」

『…マジで勘弁』



そう。
もうすぐ文化祭

別に楽しみでも何でもない…
どっちかつーとめんどくさい。
実行委員を決める時間も関係ないって思ってたのに、
何故か推薦された数人の中に俺が入って…ジャンケンで負けた。
それも綺麗に俺だけグーでみんなパー
仕組まれてんじゃないかって思う…

第一、
俺はそんな実行委員とかそうゆうキャラじゃない


はぁー




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