アネキ~Secret Love?~
アネキが帰って来たのは夜中の1時

俺は台所に手を付けてないチャーハンを見て哀しそうにそれを冷蔵庫に入れるアネキを想像して唇を噛み締めた………




―――カチャ

俺の部屋のドアが開く音がした。
きっと夕飯を食べてなかったから俺が居ないのかと心配になって見に来たんだろう…




「准…?」
消えそうな声で俺を呼ぶアネキ


俺はそっと目を瞑って寝たフリをする。

ベッドに近づいて手がのびてくる気配がしたかと思ったら
アネキが俺の頭を優しく撫でた。
また、俺の胸はアネキが愛しいと痛む………

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