アネキ~Secret Love?~
風呂から上がると、
リビングに行く……
ドアを開けた瞬間
―――パーン!
「准!!! お誕生日おめでとう」
クラッカーを鳴らすアネキと、
ケーキを中心にテーブルを埋め尽くす程の料理…
『え…』
「やっぱり忘れてる。今日、誕生日だよ?」
あの大量の買い物はこの為―――
「あとね…これ誕生日プレゼント!!」
大切そうに持つ袋を俺に差し出す。
開けてみると、
俺が欲しいって思ってたネックレス
『これ…何で』
「准の事なら何でも分かるよ」
っと得意気に笑う。