アネキ~Secret Love?~
風呂から上がると案の定、無理していたアネキは死んだようにソファーで眠ってしまっていた。

規則正しく立てる寝息にこっちまで眠たくなってしまう



『アネキ?? 風呂空いたよ?』

起こすつもりは最初からない俺は囁くような小さな声で言う。




『アネ、キ? ………香奈?』



恐る恐る手を柔らかくて長い香奈の髪に伸ばす。
こんなにドキドキする…
指先が震える……

ゆっくりと顔を近付けて香奈の頬にキスを落とす。

『ごめんな…香奈』


毛布を香奈にかけて部屋に戻った。



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