アネキ~Secret Love?~


遊はアネキが作った飯をウマイ、ウマイと繰り返し言って
大量に作られた料理をペロリとたいらげるとすぐに嵐のように帰って行った。

「遊君よく食べるね、ビックリした」
洗い物をしながら嬉しそうに話すアネキを見て、
遊に少し妬きもちをやく自分に気付いて苦笑してしまう。


『うん。…アネキ?』

「ん?」

俺は後ろからアネキを抱き締めた


「准?? ど、どうしたの?」
多分、
アネキの顔は茹で蛸状態だと思う
…ほら
耳が真っ赤


『アネキ、好き』

「…」

『アネキは?』

「…す、き」


たった二文字がこんなにも俺を幸福にしてくれる


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