意地悪な彼。
「し、消毒って…?」

私は消毒液とか持ってないし、意味分かんない。
でも、会長の目は本気で私は戸惑っていた。

「陸から、してよ…キス」

「えっ//」

私から会長にキス!?
やだ、ってか恥ずかしいよ…。会長とのキスは、いつも浴びせられるような深いキスで慣れていた。

「早く、清掃しなきゃなんないんだから」

「…あ、はい…//」

私はチュッと触れるだけのキスをした。
会長はご機嫌斜めのような顔をした。

「俺がそれだけで満足すると思う?

「…深いのですか…?」


当たり前っと言われて私は唇を落とし、舌を突っ込んだ。


「…も、む…無理です」

私は顔を赤らめて限界を伝えた。会長はニッコリ笑うと私にまた軽いキスをした。


「バーカ、下手くそ」

会長そういうと深いキスを私に浴びせた



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