王子様とお姫様
☆初めての料理
─〜♪〜♪
「えっ!!!!」
ベッドで静かに泣いてると携帯から音楽が鳴り出した
電話をくれる人なんて1人しかいない
慌てて携帯を開くと
“愛武”の文字が
「もっもしもし…」
『千嘉いま大丈夫?』
「千嘉はいつでも大丈夫だからっ!!!!!!」
『そう(笑)?
あのさ、今日千嘉に酷いことし過ぎた
お前が悪いわけじゃないのに
1人でイラついて無視してごめん……』
「そんなっ!!
謝らないでよっ!!
無視されたことなんて全然気にしてないし
千嘉は強いから大丈夫だよっ♪」