先生愛してます!?
少し涼しいけど
気持ちいい風。

私達は少し座った。

けど陰陽師は手を
離さない。

「佐藤は海嫌いだった?」

「何で?」

「泣きそうな顔をして
いるからな。
お前の笑顔が好きなんだ。」

「海に来て帰りに私の
両親が亡くなったの。」と
言ったら先生は申し訳ない
顔をした。

「気にしないで。陰陽師。
多分1人では来れなかった
連れてきてくれてありがとう。」
と言ったら握っていた手を
離して私の肩を持って
自分の方へ引き寄せた。
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