先生愛してます!?
そして助かった人が
佐藤にお礼をしたいと
言って出てきた人物に
俺はビックリした。

「オヤジ・・・。」

「正明・・・?」と
俺は何も言えなかった。

俺が中学に入った頃に
出て行ったきりに
会った親父。

「お前その子とは?」

「俺の生徒だ。」

「じゃあお前が・・」

「ああそうだよ。
姉貴も母さんも
元気に暮らしている。」

「そうか。良かった。」
と言って親父は出て行った。


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