此処に居る理由。
「レイチャンもコハルに会えるの楽しみにしてたよ。前に送ってくれたプリクラ見てかわいぃかわいぃって言ってた。」


『…そんな、アタシかわいくないもん。』


「またまた〜。コハル、学校でモテるでしょ?!」


『モテないよ!!…アタシあんまり話さないもん。モテ期のピークは保育園の時だね。』


「ぁはは!コハル、人見知りだもんね?今だから、これだけ話してくれるけど、初め会った時はなかなか心開いてくんなくて…どうしようかと思ったよ、アタシ。」


『そうだっけ?!…でも、ノンチャンはすごい話しやすいし、すっかりなついちゃったよ。』


アタシが笑うと、


「うんうん!コハルは、笑ってる方がかわいい♪」


ノンチャンもそう言って、ニカッと笑った。
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