此処に居る理由。
少し街並みから外れた裏道を歩くと、


そこに小さなライブハウスがあった。


入り口には、


"HOTSTYLE"と書かれていた。


「此処だよ。」


『へぇ〜。何か…雰囲気がかっこいぃね??…ホットスタイル??』


「そぉだよ〜。略して、ホスタ。此処ね、レイチャン達の高校の先輩が働いてるの。だから、何かと助けてもらえるんだって。」


『そうなんだ。』


「取り合えず行こっか。」


『ぅん。』


私はノンチャンの後ろについて歩いた。
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