此処に居る理由。
「…大丈夫??」


キョロキョロしてると、突然声をかけられた。


その低くて優しい声に振り返ると、


そこには、男の人が立っていた。



薄暗い空間で、


視線が交じ合った瞬間、


動けなくなった。


懐かしささぇ感じる程、


胸が熱くなって、


視界が霞んでいくのが分かった。
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