明日のキミへ

告白---瑞貴---


4月中旬

俺らが高校生活に慣れてきたころ、

ケンから恋愛相談された。

「俺な、そろそろ亜里沙に告ろうと思うんだ」

あの入学式の日をきっかけに

ケンわ桃山のことを好きになったらしい。

「それで?」

ケンの恋愛相談にわ聞き飽きてきた。

中学のころからケンわなにかしら俺に相談してくる。

誰かに告られたときも、誰かを好きになったときも。


「どこで告ればいいかな?」

「しらねーよ」

「んだよつめてーなぁ」

そんなこと言われてもまだ校内全部知らねーんだよな。

「この高校新しい方だから庭とかあんじゃん?だから庭とかいくね??」

この高校にわ中庭と裏庭がある。

でも俺。。。

「どっちも行ったことないわ」

「俺もだけど^^」

「んだよ、ケンもないのかよ」


「下見行かね?裏庭と中庭」

「しゃーねーな」



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