明日のキミへ
---------放課後

ケンが告白をしているだろうと思われる時間、俺わ部活だった。

「おい瑞貴、ケンが呼んでんぞ」

同級生から言われた。

「まじ?さんきゅ」

タオルを持ってケンの所へと向かった。

ケンわめっちゃ笑顔でこっちに手を振っていた。

多分、てか絶対オッケーだったんだろーな。

「瑞貴くんっ!聞いて^^??」

「んだよ気持ちわりぃな。」

「好きって言ったらキスしてくれたぁ!」

え?キス?!

早。やるな桃山。

「おめでと」

「ありがと^^」

ほんとコイツなんなんだよ。

「今から亜里沙とデート^^」

「マジ?じゃぁ早く行ったほうがいんじゃね??」

「うん、悪いな^^」

ぜってーコイツ悪いって思ってねーだろ。。。


俺わ部活に戻った。

でも俺が考えてるのわサッカーのことではなく、ケンと桃山のことでもない。

ずっとずっと、美優のことを考えてたんだ。

俺が今日、ケンと同じように美優に告っていたら?

なんて余計なことばかり考えてしまった。


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