明日のキミへ
こんな会話をしてるうちに早くも仲良しになった。

「今日ひまー?」

亜里沙からのお誘い★

「んー。多分へーきー」

「まじー??やったぁ!どこ行くー??」

「どこでもいいよ★、」

「あっ!!あたし見たい映画あんの!ご一緒どぉ??」

「うん、いいよ!何見たいの??」

「あいあい傘ぁ」

「ケータイ小説のやつ??」

「そうそう!!」

「何ー?映画の話ー??」




誰?

顔をあげるとなんかチャラいかんじの男子が2人いた。

入学式にも関わらず、シャツの第3ボタンくらいまで開けてて、
ピアスもつけてる。
髪の毛わ1人わ茶髪でもう1人わ金髪。

あたしも茶髪だし、ピアスもつけてるけど、
金髪わすごいと思った。

「えっとぉ、名前なに?」

亜里沙が言った。

「俺わケン」

金髪の方が答えた。

「俺瑞貴。」

茶髪の方も答えた。

「君達の名前わ何??」

ケンと名乗る男子が答えた。

「あたし桃山亜里沙、よろしくねっ」

男子達の目線が亜里沙からあたしへと移る。

「あ。えっと、美優。。。矢野美優です。」

「あははっ、何で敬語なんだよー!笑」

ケン君爆笑。

なんでって理由わないけど。。。

「みゆ緊張してんのー?笑」

「違うけどー。。。」

「で!!なになに??映画見に行くの?」

ケン君が言った。

あたしわだまって話してる人を目で追うだけで、

口を開かない。

「今日美優とあいあい傘見に行こうって話してたの★」

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