明日のキミへ
-------映画館

高校から1番近い映画館に来た。

「俺らチケット買って来るからその辺見てていいよ^^」

ケン君が笑顔で言ってくれた。

「あ、ごめんありがとう!」

亜里沙が少し戸惑ってから返事をした。

やっぱりあたしわ話してる人を目で追うだけだった。

「じゃあ。。。美優いこ?」

「あ、うん」

亜里沙わケン君に軽く手を振って売店へと向かった。

「やっぱりケン君優しいよ!」

亜里沙がくるっと後ろを向いて笑顔で言った。

「え、あ。。。うん」

「何そのビミョーな反応?!」

「え、だって。。。あたしあーゆー人苦手かも知んない」

「え?!なんで?!」

「なんでって。。。」

あたしわ。。。あーゆー女の仔になれてる人わ苦手。

とわ言えないし。。。

「あ。冗談でしょ^^?」

「そう!冗談!」

ラッキー。危なかった笑

「美優ー!飲み物とポップコーン買ってってあげよ?」

「え、あ。うん!そーだね!」

「キャラメルのLと、塩のL1個ずつでいいよね?飲み物わ何がいいかな?」

なんか亜里沙ウキウキしてる。

まるで彼氏のプレゼントを選ぶ彼女みたいな。。。??

「ねぇ美優聞いてる?」

「あ。ごめん!えっと、コーラとサイダー?」

「なんでサイダー?」

「え、なんとなく瑞貴君わサイダー。。。カナ?」

「ふぅん。。。じゃあサイダーにする!」

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