王子様系完璧男子
はぁ~・・・なんか気疲れしたなぁ~・・・
「大丈夫?」
「え?」
「なんか、疲れてるみたいだったから」
気付いたんだ・・・
「ごめんね?なんか、慣れてなくて・・・」
「こっちこそごめんな?」
「ううん」
意外と優しい・・・
朝は怖い人かと思ってたのに・・・
「ちょっとこっち来て、休憩しよう?」
「え、あ、うん・・・」
そこまで疲れてないんだけど・・・
まぁ、いっか♪
―がちゃ―(←開
連れて行かれたのはちょっと離れたところにある部屋。
中はすっごくシンプル。
机と、本棚と、ベッドっていう・・・
―がちゃ―(←閉
「はぁ~・・・」
「郁都も疲れるんだね?あーゆーの。」
よかった♪
私だけじゃないんだ♪
疲れちゃったから・・・
―トサッ(←?笑―
ベッド寝っ転がった。
「は?疲れるに決まってんだろ?好青年を演じるのも疲れるんだよ・・・」