くらいもりのなかで。

両親のいない生活にやっとなれたある日

おじさんが急にやってきた。

「今日から、私が君の親だ。安心しなさい。」

そうして、おじさんとお姉ちゃんと私の生活が始まった。

だけど、その生活も長くは続かなかった。



おじさんが自殺した。



お姉ちゃんは

「大丈夫よ、サリー。私が守ってあげる。」

そういって抱きしめてくれた。

お姉ちゃんの手は冷たかった。

とても。とても。




< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop