愛されて
「遥香…」

ママは私の顔を見るなり、頬を叩いた。

「由香、何をするの?」
おばあちゃんが言った…

叩かれても…ムリはない。

「どうして…」

ママが私を責めようとした。

「由香、今…遥香を責めても仕方がないだろう?それよりも…これからのことを話さないと…」

パパが言った…


これからのことって。

パパに言われるまで…
私は…赤ちゃんとの生活を全く考えていなかったことに気づいた。
< 248 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop