愛されて
「あのさ…私も、お母さんと拓也に大事な話しがあるの…」

歩ちゃんが口を開いた。
「何?」

「遥香のことが少し落ち着いたら…お母さんたちには話そうと思っていたの。でも…家に来ることが決まったから…」

歩ちゃんが一息つくと。

「実はね、私…赤ちゃんが出来たの」

「えっ!?本当!?」

驚いたのは…拓也さんだった。

「うん。今…2ヵ月って…」

「やった!!」

喜ぶ拓也さんを見て、歩ちゃんも嬉しくなった。
< 258 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop