愛されて
2時間後…

歩ちゃんはー私の隣のベッドで点滴を受けながら…眠っていた。

歩ちゃんは過労と極度のストレスの為に流産しかけていた。

歩ちゃんが目を開けた。

「赤ちゃんは?」

歩ちゃんが飛び起きた。
「大丈夫だから…流産しかけていたけど、2〜3日安静にしていれば大丈夫だって。だから、今はゆっくりと休んで…」

拓也さんが優しく歩ちゃんを寝かせた。

「ごめんね…心配かけて…」

「ううん。歩香も赤ちゃんも無事だったんだから…」

「マナは?」

「さっきまで…ここにいたけれど、ぐずりだしたから…お母さんが家につれて帰ったよ…」

「そう…」

歩ちゃんはそう言うと。
再び目を閉じて…眠り始めた。
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