君と、ずっと。
想い
*英里side*
「ん…」
あたしは寝返りをうって、枕を抱きかかえる。
「おーねーぇちゃーんっ!!」
ぎゅうっ
大声がしてビックリして、飛び起きたあたしに抱きついてきたのは、幼馴染の弟の北斗【ほくと】。
エクボのある可愛い無邪気な笑顔。
短髪と長髪の間の長さの、少し茶色がかかった黒い髪の毛。
背も小さくて目がくりっとしてる。
思わず守りたくなる存在。
まぁ、そんなこと…
とっくに消えたかな。
あたしは高橋英里【たかはしえり】。
朝っぱらから抱きつかれる日常茶飯事に、溜息の朝。
「北斗、おはよう」
あたしは北斗の少し黒いストレートの髪の毛が、光で茶色に見えるのが好きだから、くしゃくしゃにしながら言った。
「で、どっから入ってきたの?」
呆れがちに言う。
「えへへ~、お姉ちゃんいい匂いだね」
北斗はあたしの言葉を聞き流して、おなかに顔を埋める。
「ちょっ…ほ、北斗!?」
あたしは焦って北斗を退かそうとする。
「英里ちゃ~ん★パジャマ姿も可愛いね」
ちょっと誘惑するような甘い声であたしの頭を撫でるのは、幼馴染のお兄さんの優斗【ゆうと】さん。
その名の通り、優しいので有名。
背が高くて少しくせのある髪が、窓から入る風になびいて輝かしい。
頭も良くて最高のお兄ちゃんの理想像。
「優斗さんまでっ!?どこから…」
あたしは朝からパニック状態。
「俺たち幼馴染だろ?」
「ん…」
あたしは寝返りをうって、枕を抱きかかえる。
「おーねーぇちゃーんっ!!」
ぎゅうっ
大声がしてビックリして、飛び起きたあたしに抱きついてきたのは、幼馴染の弟の北斗【ほくと】。
エクボのある可愛い無邪気な笑顔。
短髪と長髪の間の長さの、少し茶色がかかった黒い髪の毛。
背も小さくて目がくりっとしてる。
思わず守りたくなる存在。
まぁ、そんなこと…
とっくに消えたかな。
あたしは高橋英里【たかはしえり】。
朝っぱらから抱きつかれる日常茶飯事に、溜息の朝。
「北斗、おはよう」
あたしは北斗の少し黒いストレートの髪の毛が、光で茶色に見えるのが好きだから、くしゃくしゃにしながら言った。
「で、どっから入ってきたの?」
呆れがちに言う。
「えへへ~、お姉ちゃんいい匂いだね」
北斗はあたしの言葉を聞き流して、おなかに顔を埋める。
「ちょっ…ほ、北斗!?」
あたしは焦って北斗を退かそうとする。
「英里ちゃ~ん★パジャマ姿も可愛いね」
ちょっと誘惑するような甘い声であたしの頭を撫でるのは、幼馴染のお兄さんの優斗【ゆうと】さん。
その名の通り、優しいので有名。
背が高くて少しくせのある髪が、窓から入る風になびいて輝かしい。
頭も良くて最高のお兄ちゃんの理想像。
「優斗さんまでっ!?どこから…」
あたしは朝からパニック状態。
「俺たち幼馴染だろ?」