俺の親友不良です
ああ……。
意外と寝れるなコレ…。
騒音が子守歌みたいに聞こえる……。
重症だな俺…。
でも、
なんかどーでもいいや…。
これからもこの方法でいこう。
寝てればどうにかなる。
あ~、
あとほんの少しで夢ん中だ………。
こんなとんでもないとこにいきなり放り込まれたんだから、少しくらい現実逃避したっていいよな………………。
―バシンッ!!!―
「……んあ…」
いってぇな……。
誰だよ…。
せっかくイイ感じでまどろんでたのに……。
「お前は何で寝てんだよ」
え……?
「誰……?」
「悠志だよ。名前も忘れたのか、ったく…」
あぁ、そうだ悠志だ…。
朝に話したあいつか……。