俺の親友不良です
「じゃあ授業始めるぞ~。教科書は…」
みんな授業受ける気ねえぇ!!
教科書どころか筆記用具も出してないし…。
つか、俺の前と斜め左の席いないんだけど。
軽~く孤立した気分。
「なあ、お前何でこの学校来たんだ?」
「え!?」
俺の隣の奴が急に話しかけてきた。
超ビビる!!
「あ、何か親に勝手に決められて……」
「あっそ」
「え!?自分から聞いてきたのにそれだけかよ!!?」
あ、やべ。
つい本音がポロリ。
「何だ、悪りぃか?」
「い、いや~悪くないっスよ~…。うん、悪くない悪くない……」
「あっそ」