【番外編】キミがいた証




そんなことを思いながら、優斗に連れてこられた場所。




そこは暗くて……




水の流れる音……そう、きっと川がある。




足場もあまり良くなさそうなのに足元が見えなくて……




「優斗~……怖いよぉ」




繋がれた手を、ギュッと握った。




「大丈夫だよ。あ、ほら真白、見て」




ゆっくり足元から視線を上に上げると……




「わぁ……っ!」




そこにはまるで雪が舞っているように、光が舞っていた。




< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop