詩音〜utaoto〜
幼稚園の頃から習ってるピアノ。嫌だなって思ってた頃もあったけど、今ではもう私の生活の一部。
だけど、本格的に続けていけるのか私にはまだ分からなかった。
だって、他にもやりたい事がたくさんあるんだもの。
「まぁ、その辺はゆっくり考えろ。まだ時間はあるから、詩子のしたいようにすればいいよ。ただし、後悔しないようにな」
「……はい」
先生の言葉に私はただ頷く事しかできない。
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