あなたへ
「私ね、小学校のころからずーっと
廉のことが好きだった。もしよかったら
付き合ってくれませんか?」

こんな軽い言葉で言ってしまった。

けど廉は、

「俺も小学校のころから好きだったよ。
なんでもっと早く気づいてやれなかったんだろう。
それに、そのせりふは俺のせりふだし 笑」

そう言われたとき夢かと思った。

けどね、夢なんかぢゃない。

現実だったんだよ。

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