群青世界 ~忘れられた空の色~
「ふぁっ…」
葉月の口から甘い嬌声が漏れる。それが合図かのように、彩己は葉月の身体を境内に横たえる。強引なのに一つ一つの動作が優しくて、葉月は全てを忘れて縋りたくなる。
シャツの釦がひとつひとつ外されていく。露わになった下着がぼんやりと浮かび上がる。もう陽は山に沈もうとしている。
男の人とこんな行為をするのは初めてだったが、葉月はちっとも怖くなかった。きっと相手が彩己だからだろう。
葉月の口から甘い嬌声が漏れる。それが合図かのように、彩己は葉月の身体を境内に横たえる。強引なのに一つ一つの動作が優しくて、葉月は全てを忘れて縋りたくなる。
シャツの釦がひとつひとつ外されていく。露わになった下着がぼんやりと浮かび上がる。もう陽は山に沈もうとしている。
男の人とこんな行為をするのは初めてだったが、葉月はちっとも怖くなかった。きっと相手が彩己だからだろう。