秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

「あ、どーもー!!侑姫でーす。」

ニコニコ愛想わ振り撒く。

綺麗と言われて悪い気はしないわ。


「侑姫ちゃん!!時間!!」

純君が駐車場から出てきた。

「あっ、うん。じゃ、あのアタシ今急いでるんで。」


そう言って2人で建物に入ろうとしたら意外な言葉が女の人の口から出てきてアタシも純君も足の動きが止まった。



「純じゃない……?」


振り返るとさっきの2人組の1人が口元に手をあてて言った。


「やっぱり、純ね!!どこで何をしてたの??おばさんとおじさん、心配してたわよ。なんで……純が侑姫ちゃんといるの……?!」




え゛っ?!


おじさん、おばさんって純君のご両親だよね??きっと。



その2人が心配って…



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