秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

「……明日も仕事なんだしもう寝なよ。」

ここまで話しといて延長すか?


それともなかった事にでもするつもり??


「……嫌だ。」


アタシ、こんな中途半端嫌だよ。

「ねぇ、純君。親って大事なんだよ。」


うるさい、とでも言いたそうな純君。


「いつも、子供の事を一番に考えてていつも子供の事を一番に愛してくれるの。」


いつも、パパとママはアタシを可愛がってくれて、いつも愛してくれて……



そして……




守ってくれた。



< 108 / 279 >

この作品をシェア

pagetop