秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「もし、侑姫ちゃんになんかあったらすっ飛んでくし、相談にだって乗るし、河原でキャッチボールだってする。」
いや、傍から見たらただのカップルじゃないすか。
「他の人から何て言われても、いいじゃん。自分達が親子だって思えてれば。」
そんなもんかな。
純君が、パパ?
なんか違和感がないけどちょっとくすぐったい感じ。
「俺ね、」
流していた涙を拭き取って純君が口を開く。