秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「親父に縛り付けられるのはもぅ、十分だ」



「……純君。」



「純君頑張ったね」



「いや、俺は逃げたんだ」


「でも、逃げたならまた戻ればいいじゃん。」


パパに話してみればいいじゃん。


「まぁ、そんなに話のわかる親父じゃないけど、次休みができたら横浜、戻ってみるか」

伸びをしながら純君は言った。


「うまく、いくといいね。」


「あぁ。」

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