秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「さて、帰ろうかな」
車のキーをチャラチャラさせて言った。
うちに泊まってけばいいのに。
「もぅ遅いし泊まってけば?」
「侑姫ちゃん!1人暮らしなのに男を泊めちゃ駄目!!」
いきなり強面になる。
「純君は男じゃないもん。アタシのパパ、でしょ??」
ニヤッと笑いながら純君を見かえす。
「ほんとに侑姫ちゃんには一生敵わないような気が…」
「いいじゃん。いいじゃん、アタシお泊まり会って夢だったんだもの」
布団もあるし。