秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
「はぁ―…もぅ」
いいじゃん。
アタシのパパなんでしょ??
一緒にお風呂に入ったっていいくらいじゃん。
だけど、これを口に出したらまた怒られるんだろうな……
「夜ご飯できてるよ~。早く食べよ」
「はいはい」
純君をダイニングに案内をしたら純君の目から目玉が飛び出した。
「え゛?!これは……また随分沢山買ってきたね~」
男の人って沢山食べるんじゃないの?!
あ、でも確かにロケ弁の時とかも1個だけで満足してたな……
てゆうか?
作ったんですけど。
「買ったんじゃなくて自分で作ったの」
こんな夜遅くじゃコンビニくらいしか開いてないじゃない。