秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上

「なら俺でも出来るんじゃね??」


「いやいや、無理っしょ。就く人によるけど、半分パシリだし、売れてる人だと睡眠不足に陥るしだいたい、車の運転からして無理じゃん」


「あ、俺車の運転得意だから」


何法律違反者発言してんの??コイツ


「っあ!そっか!!海外に居たんだもんね。免許取ってたんだ!!」


楓は誕生日まだだから17歳だけど、海外ならおっけーだもんね。

通学が車とかお洒落だよね~。
アタシは乗ってるだけだし、全くお洒落とかないけど。


「でもまぁ、日本じゃむりだから。マネージャーは18になって免許取ってからだね」


「誕生日3月だぞ?だいぶ後になる」


ってゆうか


「マネージャーは辞めとけば?ってゆうか、こんな下らないこと話てたらお仕事の時間だよ。うん、純君来てるかもだし、この辺で、んじゃばいきー」


身体を起こして屋上から出ると階段をひらりと降りて外へと向かった。
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