秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~上
万歳ぃー三唱ーぅ!!
近くに寄ってきた一匹を手で掬い上げてフェイス トゥ フェイス!!顔を合わせる。
「可愛い。超可愛い、今日からアンタがアタシの家族だよ」
あれ?
でも純君も家族だから……
娘??
てかあれ??雄じゃん
息子か!!
あっ!!違う違う違う。
頭の妄想を手で払いながら考え直す。
これじゃあ純君が旦那的位置に来ちゃうじゃん。
「じゃ、用はこれだけだから」
「はい!!失礼しました!!」
社長室を勢いよくでて純君に報告に行く。